経過 2010年 (4年目)
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)

1月 新年から風邪
診察 後遺症の症状
中旬、整形外科・耳鼻科診察 鼻・喉の痛み:風邪のためかさぶた、鼻と喉の炎症がひどい状態。
口内の乾き:主治医の言葉「カラッカラだね」。
耳鳴り:結構大きい状態も。
味覚障害:問題なしだが、喉の痛みが影響。
年明けから完璧に風邪をひく。年始はずっと頭痛が続いていたが、熱はあまり出なかった。鼻の炎症は増して、かさぶたはかなり大きいものが毎日出来て、痰もからみ、胸も息苦しさを感じた。夜中には喉が乾燥してつばを飲み込む時に気管支がくっつくようで空気が通りにくく、息苦しくも感じた。市販の風邪薬を飲んでいたが、全く効き目がなかった。新年だからと、風邪をひきながらも日本酒を飲んでいたのも良くなかった。
中旬に放射線科と耳鼻科で年末のMRIの検査結果と今後の治療方針を聞きに診察を受ける。主治医はこの病気で骨に転移した事例は聞いた事がないと言っていたが、PETと骨シンチとMRIで腰骨に影が見られた事で、転移かも知れないと判断。2月に放射線治療を受ける事にする。同時に主治医に風邪を相談して薬を出してもらう。 2週間分の薬を出してもらったが、1週間ぐらいで効き目が現れてきた。かさぶたも落ち着いて、炎症も治まり鼻水が透明になってきた。ただし、鼻水が止まることはない。今まで色々薬を出してもらったが、意外と葛根湯が効いているかも知れない事が改めて認識された。前回(2008年11月)も葛根湯が効いたのだろうか。
効能
葛根湯細粒 悪寒、発熱、頭痛、肩こりなどを抑える
ムコソルバンLカプセル 痰を出しやすくする


2月 下旬から放射線治療
診察 後遺症の症状
下旬、放射線治療 鼻・喉の痛み:治まったもののかさぶたは出る。
口内の乾き:渇き気味。
耳鳴り:やや大きい。
味覚障害:問題なし。
中旬に昔の仲間と久し振りの飲み会。飲み放題で日本酒も有名な銘柄ばかりだったので、何種類も飲んでいた。とても美味しく味わえた。
下旬から腰骨に放射線治療を行うため、ゾメタという薬の点滴を受ける。3月上旬まで12回で、今回は1日3グレイの計36グレイ。
効能
ゾメタ 骨を丈夫にするための薬剤
ゾメタ ノバルティスファーマのホームページ ⇒ http://www.zometa.jp/patient/index.html


3月 上旬まで放射線治療
診察 後遺症の症状
上旬、放射線治療 鼻・喉の痛み:かさぶたは度々出る。
口内の乾き:渇き気味。
耳鳴り:大きい。
味覚障害:問題なし。
上旬まで腰骨に射線治療。副作用は無いものの多少倦怠気味の時も。下旬には耳鳴りが大きくなる。頭全体に音で圧迫されるような状態。数日はひどかったが徐々に落ち着いてきているものの、まだまだ治まることはない。


4月 気候が不安定、体調も不安定
診察 後遺症の症状
  鼻・喉の痛み:下旬から風邪のためかさぶたが出っ放し、喉がいがらっぽく胸も圧迫感がある。
口内の乾き:渇き気味。
耳鳴り:やや大きい。
今月は気候も不順で、寒い日があったりで体調もおかしくなりそう。仕事が忙しい事もあり、下旬にかけて徐々に体調が悪くなってくるのが分かる。日本酒を飲んでいたのも良くなかったかも。鼻水というか膿が止めどもなく出てきて、朝方など乾燥して鼻の中が突っ張った感じになり、固まりとなって鼻と喉に貼り付いているのが分かる。ゴールデンウィークにかけて完璧に風邪をひく。ゴミ箱がティッシュで山盛り状態。喉への貼り付きで、いがらっぽさで胸にも圧迫感があり咳が出る。正月に続いて今年の第2弾の風邪。


5月 上旬から風邪
診察 後遺症の症状
中旬、耳鼻科診察 鼻・喉の痛み:風邪のためかさぶたが出っ放し、喉がいがらっぽく胸も圧迫感がある。
口内の乾き:渇き気味。
耳鳴り:やや小さくなり先月ほど気にならない。
風邪のため膿性鼻水が限りなく出てくる。それが溜まるにつれて鼻づまりとなる。寝返りの方向で下の方がつまるので、反対に寝返りをうって移すなどしている。朝方には鼻通りがいいと思っても、鼻水が乾燥してかさぶたとなって鼻と喉に貼り付いている。その為いがらっぽさから咳も出る。マスクをして寝れば、ある程度湿度が保たれるのだが、やはり鼻づまりとして残る。点鼻薬や咳止め薬、シロップなどを飲んでいたが、今回は効き目がなかった。
中旬の診察の時には、診察前には膿は出切ったと思ったが、スコープで見てもらったら、まだらにかさぶたが貼り付いていて汚れていた。主治医も「こんなに汚れているんだ」と放射線の後遺症で炎症が起きやすい事を改めて確認してくれた。今回は葛根湯も効かなかったので薬を出してもらい、ネブライザーも行う。出してもらった薬は下記のとおりで、今までのとちょっと違う。また、普段から症状がひどくなった時、鼻の洗浄を行う方がいいと洗浄器を薦められて購入する。
1週間ぐらいで、咳も出なくなって落ち着いてきた。まだ洗浄器の効果かどうか結論付けするのも早いかも知れないが、鼻の膿も治まり、鼻水も透明になって、粘りが水っぽくなってきた。健常者であれば、鼻水も不快に思うかも知れないが、私の場合は良しとする程度まで落ち着いてきた。
効能
ムコダイン錠 慢性副鼻腔炎でたまった膿をだしやすくする
ノイチーム錠 痰の切れをよくする
サワシリンカプセル 細菌を殺し、感染症を治す


6月 PET検査で異常なし
診察 後遺症の症状
中旬PET検査・耳鼻科診察 鼻・喉の痛み:かさぶたが出続ける。
口内の乾き:やや渇き気味。
耳鳴り:やや大きい。
上旬は鼻の洗浄器を使い続けなければならないほどかさぶたが溜まっていた。
中旬に PET検査を受けて、結果は異常はなかったので、次回は3ヵ月後に定期検査を行う事に。
中下旬も鼻のかさぶたは落ち着いてきてはいるものの洗浄は続けていた。


<< 7月以降は特別な事が発生した時に経過報告を行います。>>


9月 定期検査の時、久し振りに病棟へ
診察 後遺症の症状
中旬耳鼻科診察
下旬近所の耳鼻科
鼻・喉の痛み:粘りのある鼻汁が続き、かさぶたに血が混じる事も。
口内の乾き:やや渇き気味で水分を多く補給。
耳鳴り:たまにやや大きい。
8月から粘りのある鼻汁がずっと出続けて鼻がつまる感じ。かさぶたも週の半分以上はあり、血が混じったような時もある。耳鳴りもたまに大きくなる事もある。
中旬の定期検査で先生に報告し、鼻の中をスコープで覗くと、「放射線の影響で炎症は起こしているし、かなり汚れているね」。確認すると前回の汚さとそれほど違わないほどだった。「がんは綺麗に無くなっているので、鼻のメンテナンスは近所の耳鼻科で行ってもらうといいね」と言われ、ご無沙汰していることもあり、紹介状を書いてもらう。耳鳴りがたまに大きくなる事も話して、聴力検査も行ってもらった。薬は下記のものを出してもらう。次回は3ヵ月後。
昼近くになったので、久し振りに病棟を訪ねる。さて知ってる看護師さんがいるだろうか。ナースセンターに行き見渡したが、目の前にいた看護師さんが声を上げて手を広げて笑顔で立ち上がった。最初下を向いて座っていたので自分は気がつかなかったが先に気がついてくれた。自分も彼女の手のひらに合わせて手をかざして握りしめた。本当は抱きしめたかったのだが、そこは理性(?)が働いて、以前のNYの慣習だったら本当にハグするほど。色々経過を話したりして、知っている看護師さんで誰が残っているかなどを話した。1年ぶりかなと話したが、実は1年5ヶ月ぶりだった。担当してくれた看護師さんは今日はオフで、他に知っている看護師さんが救急病棟に行っていて、もう直ぐ戻ってくるので待っててと言われる。そして患者をベッドで搬送しながら向こうから近づいてきてお互い手を交わす。暫く待っていて、研修中の看護師さんと一緒にきて、あまり時間が取れないものの近況を話し合う。最後にそれぞれの看護師さんと握手をして帰る。しっかりと感触を残しながら、この手が自分の病気を救ってくれたという思いを確かめる。
効能
点眼・点鼻用リンデロンA液 細菌感染を伴う炎症症状を改善
メチコバール錠 (※耳鳴り) 神経に働き、末梢神経障害の症状を改善。ビタミンB12を補う

紹介状にて近所の耳鼻科で診察、鼻の炎症もあるので下記の薬を出してもらう。
頻繁にかさぶたが出来ていたのが治まってくる。
効能
クラリシッド錠 鼻炎、気管支炎などの気道系の炎症を抑える
アクディーム錠 炎症や腫れを抑え、痰の切れをよくする
ムコダイン錠 慢性副鼻腔炎でたまった膿をだしやすくする


11月 近所の耳鼻科で
診察 後遺症の症状
下旬近所の耳鼻科で診察 鼻・喉の痛み:かさぶたが治まってくる。
口内の乾き:やや渇き気味。
耳鳴り:たまにやや大きい。
耳鳴りの薬は効いていないので、この頃には飲んでいない。抗がん剤による内耳の蝸牛(かぎゅう)の損傷が影響と思われる。
たまにかさぶたができるものの、前回出してもらった薬が効いているので、常備薬として下記の薬を出してもらう。
効能
クラリシッド錠 鼻炎、気管支炎などの気道系の炎症を抑える
アクディーム錠 炎症や腫れを抑え、痰の切れをよくする
ムコダイン錠 慢性副鼻腔炎でたまった膿をだしやすくする
アラミスト点鼻液 鼻の炎症やアレルギー症状を改善
アズノールうがい液 喉や口内の炎症を抑える



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